2019年02月09日
本日まで! コミカライズ特集企画展
MANGA ART GALLERY オーナーの結城あやです。
現在は上野SIMで開廊しております。
ANITHER DOOR Gallery LoungeBarの中にあります。
1月27日(日)に行われました、MANGA ART GALLERYとキュートグリンさんのコラボレーションでダンスパーティー「特撮deないと! in ANOTHER DOOR」に伴い展示していた、アニメ・特撮関連コミカライズ特集は本日まで!
屋上に特撮ドラマ・映画のコミカライズ作品、三階にアニメ関連のコミカライズ作品を展示中です。
ぜひご覧になっていってください^^
屋上には1階からテレポーターをご利用くださいね。
建物は三階建てになっており、一階はカウンターバーとダンスホール、壁面がギャラリーとなっています。
二階、三階、そしてスカイの別館が丸ごとギャラリーです(スカイには三階からTPできます)。
これまで同様マンガ、小説などの出版物の表紙画を展示していきます。
二階、三階は以前展示した少女マンガ、少年マンガを常設展として再展示中です。この機会にぜひご覧ください。
一階では「SF小説表紙画集」といたしまして、特集展示しております。SF小説がお好きな方はぜひご覧ください。
ギャラリーという性格上24時間開放しております。
入り口は、タッチするとファントムになるドアとなっています。
↓ タッチすると…。
マンガや小説、展示作品に関してお話ししたいという方は「すりんく」「とびナビ」に看板が点灯している時間にお越しください^^
*************************
Amazon Kindleで電子書籍も刊行中です。
よろしくお願いいたします^^
ANOTER REALITY: 仮想空間Second Lifeから
・内容紹介
仮想空間Second Lifeをテーマにした作品です。
二部構成になっており、第一部はSecond Lifeをご存じない方のための入門(説明)的な内容になっています。
第二部ではSecond Lifeにログインしてくる人々やその世界を主人公が考察していくといったものになっています。
とくにアバターに対するユーザーの思い入れや、ネットやSecond Lifeへの依存に関して考察しています。
400字詰め原稿用紙201枚。
※本文より
「SLにしても、2007年の日本語版スタートの時点であれだけ爆発的にユーザーが増えたものの、残っている人が半分以下っていうことを考えると、本質的にこの世界を楽しく感じる人の割合がそれほど多くないということなのかもしれないしね^^;」
「それはあるかもですね。もっとも2007年当時は広告代理店の戦略で、SLでビジネスができるって触れ込みがあってユーザーがなだれ込んできたっていうのもあったけど」
真奈美さんが言うように日本語版スタート時点では仮想空間を楽しむことより、仮想空間をビジネスに利用しようというユーザーも多かった。もちろんそれ自体は間違ってはいないのだけれど、誰もが気軽にSLにログインしてくることを前提としていたビジネスモデルが間違っていたといえるだろう。逆に言えば家庭向けPCの性能が上がった今こそ、当時やろうとしていたことが実現できるのかもしれない。
とはいえ、いまさらSLでそれをしようという企業ももうないのだろうし、多くの人がSLにログインしてくるという状況ではもややない。
「ボクみたいに何年もブランクがあっても問題ないゲームなんてあんまりないと思うんだけどなあw」
りょうさんが自嘲気味に言った。
「そうですよね^^」
そうわたしは答えたが、SLをゲームと称することには抵抗もある。ゲーム性のない世界であることはもちろんだけれど、「ゲーム」と言うことでSLの印象に誤解を与える気がするからだ。ビジネスとしてSLを利用しようとして失敗したのと同様、ゲームと勘違いしてはじめたものの、楽しみ方がわからずに去っていったユーザーも少なくないと思っている。
「でも、SLってゲームとは違いますよね^^ なんていうか、文字通り第二の人生みたいな感じで^^」
すずさんだ。
「確かにそうだけどね。まあゲームで言うなら生活系っていうのかな。そういうジャンルだろうね」
りょうさんが答える。
「生活系といえば、たしかにそうですね^^」今度は真奈美さんだ。「でも、あやさんもそうでしょうけど、わたしはコミュニケーションツールと思ってますよ^^」
「うん、コミュニケーションツールというのはわたしもそう。アバターがあるからゲームという印象が強いのは仕方ないと思うけど、わたし個人は現実の延長線上なんだよね。SLって」
「それはわたしもそうですね」
「うん、わかります」
真奈美さん、すずさんがほぼ同時に言った。
「ここはネット上の仮想空間だし、アバターもただのデータでしかないわけだけど、いまこうしてみんなと話していること自体はまぎれもない現実なわけで、LINEやSKYPEと同じだよね。そこにアバターが存在しているということだけで、現実味のない世界と切り捨てるのは違うんじゃないかと思う」
「なるほど」りょうさんはそう言ってから続けた。「そう言われてみればたしかにその通りだね。アバターがあるからこそのSLだと思うけど、それが逆にリアリティを拒絶する結果を招いているような気がする」
「なるほどです」
すずさんだ。
「SLの外から見るとそれもひとつの見方になるんだろうね。でも、アバターナルシズムのようにSLユーザーにとってはもうひとつの現実のように感じられる重要な要素にもなってるからね。矛盾した要素を併せ持っているなんて、現実の人間みたいで面白いと思わない?w」
「あやさん得意の考察ですね^^」
真奈美さんが言う。
「なるほど。って納得させられちゃうからなあ、あやさんのそういう意見w」
「ですね^^」
りょうさんの言葉にすずさんが同意する。
いずれにしろ、アバターを操る現実の人間がいるからこそのことであり、アバターという器に自我という魂を入れることで成り立つ考察でもある。
けっきょくわたしにとって仮想空間Second Lifeというものは、現実世界と地続きの、日常生活の延長線上だというのが結論になるのかもしれない。
現在は上野SIMで開廊しております。
ANITHER DOOR Gallery LoungeBarの中にあります。
1月27日(日)に行われました、MANGA ART GALLERYとキュートグリンさんのコラボレーションでダンスパーティー「特撮deないと! in ANOTHER DOOR」に伴い展示していた、アニメ・特撮関連コミカライズ特集は本日まで!
屋上に特撮ドラマ・映画のコミカライズ作品、三階にアニメ関連のコミカライズ作品を展示中です。
ぜひご覧になっていってください^^
屋上には1階からテレポーターをご利用くださいね。
建物は三階建てになっており、一階はカウンターバーとダンスホール、壁面がギャラリーとなっています。
二階、三階、そしてスカイの別館が丸ごとギャラリーです(スカイには三階からTPできます)。
これまで同様マンガ、小説などの出版物の表紙画を展示していきます。
二階、三階は以前展示した少女マンガ、少年マンガを常設展として再展示中です。この機会にぜひご覧ください。
一階では「SF小説表紙画集」といたしまして、特集展示しております。SF小説がお好きな方はぜひご覧ください。
ギャラリーという性格上24時間開放しております。
入り口は、タッチするとファントムになるドアとなっています。
↓ タッチすると…。
マンガや小説、展示作品に関してお話ししたいという方は「すりんく」「とびナビ」に看板が点灯している時間にお越しください^^
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よろしくお願いいたします^^
ANOTER REALITY: 仮想空間Second Lifeから
・内容紹介
仮想空間Second Lifeをテーマにした作品です。
二部構成になっており、第一部はSecond Lifeをご存じない方のための入門(説明)的な内容になっています。
第二部ではSecond Lifeにログインしてくる人々やその世界を主人公が考察していくといったものになっています。
とくにアバターに対するユーザーの思い入れや、ネットやSecond Lifeへの依存に関して考察しています。
400字詰め原稿用紙201枚。
※本文より
「SLにしても、2007年の日本語版スタートの時点であれだけ爆発的にユーザーが増えたものの、残っている人が半分以下っていうことを考えると、本質的にこの世界を楽しく感じる人の割合がそれほど多くないということなのかもしれないしね^^;」
「それはあるかもですね。もっとも2007年当時は広告代理店の戦略で、SLでビジネスができるって触れ込みがあってユーザーがなだれ込んできたっていうのもあったけど」
真奈美さんが言うように日本語版スタート時点では仮想空間を楽しむことより、仮想空間をビジネスに利用しようというユーザーも多かった。もちろんそれ自体は間違ってはいないのだけれど、誰もが気軽にSLにログインしてくることを前提としていたビジネスモデルが間違っていたといえるだろう。逆に言えば家庭向けPCの性能が上がった今こそ、当時やろうとしていたことが実現できるのかもしれない。
とはいえ、いまさらSLでそれをしようという企業ももうないのだろうし、多くの人がSLにログインしてくるという状況ではもややない。
「ボクみたいに何年もブランクがあっても問題ないゲームなんてあんまりないと思うんだけどなあw」
りょうさんが自嘲気味に言った。
「そうですよね^^」
そうわたしは答えたが、SLをゲームと称することには抵抗もある。ゲーム性のない世界であることはもちろんだけれど、「ゲーム」と言うことでSLの印象に誤解を与える気がするからだ。ビジネスとしてSLを利用しようとして失敗したのと同様、ゲームと勘違いしてはじめたものの、楽しみ方がわからずに去っていったユーザーも少なくないと思っている。
「でも、SLってゲームとは違いますよね^^ なんていうか、文字通り第二の人生みたいな感じで^^」
すずさんだ。
「確かにそうだけどね。まあゲームで言うなら生活系っていうのかな。そういうジャンルだろうね」
りょうさんが答える。
「生活系といえば、たしかにそうですね^^」今度は真奈美さんだ。「でも、あやさんもそうでしょうけど、わたしはコミュニケーションツールと思ってますよ^^」
「うん、コミュニケーションツールというのはわたしもそう。アバターがあるからゲームという印象が強いのは仕方ないと思うけど、わたし個人は現実の延長線上なんだよね。SLって」
「それはわたしもそうですね」
「うん、わかります」
真奈美さん、すずさんがほぼ同時に言った。
「ここはネット上の仮想空間だし、アバターもただのデータでしかないわけだけど、いまこうしてみんなと話していること自体はまぎれもない現実なわけで、LINEやSKYPEと同じだよね。そこにアバターが存在しているということだけで、現実味のない世界と切り捨てるのは違うんじゃないかと思う」
「なるほど」りょうさんはそう言ってから続けた。「そう言われてみればたしかにその通りだね。アバターがあるからこそのSLだと思うけど、それが逆にリアリティを拒絶する結果を招いているような気がする」
「なるほどです」
すずさんだ。
「SLの外から見るとそれもひとつの見方になるんだろうね。でも、アバターナルシズムのようにSLユーザーにとってはもうひとつの現実のように感じられる重要な要素にもなってるからね。矛盾した要素を併せ持っているなんて、現実の人間みたいで面白いと思わない?w」
「あやさん得意の考察ですね^^」
真奈美さんが言う。
「なるほど。って納得させられちゃうからなあ、あやさんのそういう意見w」
「ですね^^」
りょうさんの言葉にすずさんが同意する。
いずれにしろ、アバターを操る現実の人間がいるからこそのことであり、アバターという器に自我という魂を入れることで成り立つ考察でもある。
けっきょくわたしにとって仮想空間Second Lifeというものは、現実世界と地続きの、日常生活の延長線上だというのが結論になるのかもしれない。
2020年のChristmas
SF小説特集、始まりました!
水木しげる、楳図かずお展、開催中
企画展開催に向けてのクラファイ
横山光輝、上村一夫・単行本表紙画像展開催
山田章博、吾妻ひでお展、開催中!
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Posted by YOUKIAya at 12:24│Comments(0)
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