2019年03月25日

古典SF特集開催中^^

 MANGA ART GALLERY オーナーの結城あやです。
 現在は上野SIMで開廊しております。
 ANITHER DOOR Gallery LoungeBarの中にあります。



 一階では「SF小説表紙画集」といたしまして、特集展示しております。SF小説がお好きな方はぜひご覧ください。



 展示画像を追加して、日本のハードSF小説の代表的作家、石原藤夫、そしてイギリスの伝奇冒険小説の大家、H・R・ハガードの文庫本表紙をご覧いただけます。









 現在展示中のものは「古典SF」を中心にしております。バローズの「火星シリーズ」やスミスの「スカイラークシリーズ」といったものから、ハーバートの「砂漠の惑星」、そしてマキャフェリの「パーンシリーズ」などなど。
 SF小説好きな方、ぜひご来場ください。
 そしてSFのお話しなどゆっくりできたらいいですね^^

 建物は三階建てになっており、一階はカウンターバーとダンスホール、壁面がギャラリーとなっています。
 二階、三階、そしてスカイの別館が丸ごとギャラリーです(スカイには三階からTPできます)。



 これまで同様マンガ、小説などの出版物の表紙画を展示していきます。
 二階、三階は以前展示した少女マンガ、少年マンガを常設展として再展示中です。この機会にぜひご覧ください。

 また三階ではアニメ作品の資料として知られる「ロマンアルバム」シリーズの表紙を展示しております。



 ギャラリーという性格上24時間開放しております。
 お時間のあるときにふらっご来場いただければ幸いですが、すりんくにスタッフ表示があるときにお越しいただき、小説やマンガのお話しができればと思います^^

 入り口は、タッチするとファントムになるドアとなっています。



 ↓ タッチすると…。



 マンガや小説、展示作品に関してお話ししたいという方は「すりんく」「とびナビ」に看板が点灯している時間にお越しください^^
 MANGA ART GALLERY、ANOTHER DOORには、すりんくとびナビからお越しください^^


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 Amazon Kindleで電子書籍も刊行中です。
 よろしくお願いいたします^^

美神の泉/漆黒の異邦人

・内容紹介
いわゆるひとつの異世界ファンタジーライトノベル。

・本文より
***** Preface

「都市と田園の相違も現在よりもずっと目立っていたし、同様に光と闇、静寂と騒音の対照もはっきりしていた。近代の都市は真の闇、全き静寂というものを知らない。闇に浮かぶたったひとつの小さな灯、遠くかすかに呼ぶ人の声がどんな印象を与えたか、知るよしもない」とヨハン・ホイジンガはその著書『中世の秋』に書いている。この物語の舞台もホイジンガが表現した時代に似ていると思っていい。
 ムンドゥス王国は5つの大陸にあるいくつかの国の中でももっとも大きく歴史の古い国だ。現在は女王によって統治されていて、その女王の信任の厚い騎士団の団長はフォルティという女性の騎士だった。5大陸にもその名は知られていたが、単に勇猛果敢な戦士として伝わり、男性騎士と信じている者もあった。
 この物語の主人公である少女アヤは、邪教の魔導師によって魔族の生贄にされかけたとき、フォルティに助け出され、記憶の大半を失っていたことからフォルティに引き取られることとなり、剣士として修行することになった。
 まだまだ騎士団を率いるほどの力はないものの、フォルティが認める若い女戦士として成長していた。アヤ自身、フォルティを目標として日々鍛練を積んでいた。
 しかし、アヤの身には魔族の魂がすでに入り込んでいて、左手の甲のウロボロスの紋章によって封印されている。アヤがその力を解放するとき、彼女は「漆黒の異邦人」と呼ばれる。
 そして今回アヤは、騎士団を離れ傭兵団と共に危険な任務を任されることになった。


  

Posted by YOUKIAya at 21:36Comments(0)GALLERY

2019年03月15日

ギャラリーに小説の表紙を追加しました

 MANGA ART GALLERY オーナーの結城あやです。
 現在は上野SIMで開廊しております。
 ANITHER DOOR Gallery LoungeBarの中にあります。



 建物は三階建てになっており、一階はカウンターバーとダンスホール、壁面がギャラリーとなっています。
 二階、三階、そしてスカイの別館が丸ごとギャラリーです(スカイには三階からTPできます)。



 これまで同様マンガ、小説などの出版物の表紙画を展示していきます。
 二階、三階は以前展示した少女マンガ、少年マンガを常設展として再展示中です。この機会にぜひご覧ください。

 一階では「SF小説表紙画集」といたしまして、特集展示しております。SF小説がお好きな方はぜひご覧ください。



 展示画像を追加して、日本のハードSF小説の代表的作家、石原藤夫、そしてイギリスの伝奇冒険小説の大家、H・R・ハガードの文庫本表紙をご覧いただけます。

 また三階ではアニメ作品の資料として知られる「ロマンアルバム」シリーズの表紙を展示しております。



 ギャラリーという性格上24時間開放しております。
 お時間のあるときにふらっご来場いただければ幸いですが、すりんくにスタッフ表示があるときにお越しいただき、小説やマンガのお話しができればと思います^^

 入り口は、タッチするとファントムになるドアとなっています。



 ↓ タッチすると…。



 マンガや小説、展示作品に関してお話ししたいという方は「すりんく」「とびナビ」に看板が点灯している時間にお越しください^^

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 よろしくお願いいたします^^

Second Life小説■Over Sexual

・内容紹介
 LGBTという言葉が一般に知られるようになったのはここ一、二年の間でしょうか。
 レズビアンやゲイ、シーメール(ニューハーフ)という言葉やそういった嗜好を持つ人々のことはそれ以前から知られていたとは思いますが、社会の、そういった性的マイノリティの人々を受け入れる余地や思想は熟していなかったのも事実なのでしょう。
 LGBTという言葉が広く知られていく過程で、社会の中に性的マイノリティの人々が存在しているということ、彼ら・彼女らもまた同じ社会を構成する人々のひとりであるという認識も広まってきたという気はします。
 一方でそういった社会の変化の中にあっても現実世界では自分の性的嗜好や性自認を周囲には明かせないという人たちもいて、そういった人たちの中にはネットの世界、ゲームの世界などで現実とは違う異性の自分を作り上げてささやかな満足を得ている場合もあります。
 いわるゆネカマやネナベということではなく、現実世界では実現のできない性別越境をネットの世界で叶えているわけです。
 この小説は仮想空間Second Lifeという世界で現実ではできない性別越境を叶えた主人公を描くことで、仮想空間の有益さについて考えたものです。
※本文より
 インターネット上の仮想空間「Second Life」にアカウントを作ってから何年になるだろう…。
 日本語版がリリースされたのが2007年の7月で、直後に始めたから、もう…。
 いつのまにか何年もこの世界にログインしているけれど、自分でもよく続けてきたものだと感心してしまう。ほぼ毎日ログインしているのだからなおさらだ。
「Second Life」、ユーザーは略してSLと呼んでいるけれど、この世界の中でわたしはエリカという女性だ。
 ゆるくウェーブのかかったプラチナブロンドのロングヘア、少し大きいかもしれないバスト、どちらも現実の自分にはないものだ。季節や気分で服を着替え、ダンスをしたり、チャットで話したりする。マイクを使えば音声チャットも可能ではあるけれど、あくまでも女性として過ごしたいわたしはボイスチャットは使わない。そう、現実世界のわたしはまぎれもなく男性なのだから。
 できることなら現実世界でも女性として生きてみたい。その願望は確かにある。とはいえそれは女性になって男性と恋愛したいというのとは違う。女性になりたいというのと、男性と恋愛したいというのはまた別の問題のような気がする。
 普通は理想の女性を他人に求め、理想の女性と出会いたいと思うのだろうが、わたしの場合、その理想の女性に自分がなりたいのだ。男からも女からも注目されるような女性に。これは、やはり自分のメンタリティが男性だからなのかもしれない。


  

Posted by YOUKIAya at 21:15Comments(0)GALLERY