2018年03月01日
3月はコミカライズ作品特集!

MANGA ART GALLERY in SUZUKAZE-YA、3月の展示作品は、コミカライズ特集です。

コミカライズって? アニメやドラマ、映画などをマンガ化したもの。原作ではなく、放送や上映に合わせて連載や掲載されたマンガ作品です。
今回は未単行本作品、あだち充版『レインボーマン』、一峰大二『黄金バット』、幻ともいえる坂口 尚の『クレオパトラ』、そして桜多吾作の「マジンガーシリーズ」などを展示しております^^

ギャラリーは24時間開廊しておりますので、お気軽に足をお運びくださいませ。
すりんくではAlma Ama CLUB&CafeBarと着地点を共有しております。東向きに着地した場合右手の水路の中がギャラリーとなります。

活字文庫本特集は2月より継続展示。またSKYの横山光輝展も継続中です。


SKYへは入り口近くのTPパッドでどうぞ。

Alma Amaにスタッフがいるときには、ギャラリーご鑑賞のあとにお立ち寄りください^^
マンガ好き、アニメ好きなスタッフが在籍しております。
電子書籍も刊行中。よろしくお願いいたします。
Amazon Kindle

本書に収録した文章は、仮想空間Second Lifeについて2017年にネット上のサイトやブログに発表したものです。
2017年は仮想空間Second Lifeの日本語版がリリースされて10年という節目にあたり、10年の経過を振り返る文章なども書かせていただきました。
また2017年最新の話題に触れたコラムもブログに発表しており、Second Lifeに興味を持っていただけたら、以前Second Lifeをやっていて、また始めてみようかと思っていただけたら幸いです。
なお、収録にあたり一部のテキストについて若干加筆修正しました。
仮想空間Second Life、日本語版の10年、アバターナルシズム序論、結城の雑談シリーズ、ほか。
・本文より
■仮想空間「Second Life」日本語版の10年
2007年7月、アメリカ、リンデン・ラボ社が開発・運営する仮想空間「Second Life」の日本語版がリリースされました。
当時雑誌やテレビでも取り上げられ話題となったのを覚えている方もいるでしょうし、実際にアカウントを取得して「Second Life」を体験した方も多いでしょう。
実際その当時は日本人ユーザーの人口爆発と言えるほど大挙して「Second Life」に人が集まりました。
その状況は半年ほどで減速し、2008年前半には「過疎ってる」と言われるようになったのを御存知の方もいるでしょう。
実際「Second Life」を始めてみたという方でも、その中で何をしていいのかわからなかったという方もいるでしょうし、外国人中心のその世界で日本人に会えなくて辞めてしまったという方もいると思います。
とネガティブな面から始めてしまいましたけど、わたし自身は2007年8月からおよそ10年、「Second Life」を続けています(笑)。
「Second Life」という仮想空間自体は2003年にスタートしました。最初はアメリカ、そしてヨーロッパ、中南米とサービスが広がり2007年の日本語版となります。3Dアバターを使った自由な空間というネットの情報から日本語版がリリースされる以前に始めたユーザーもいます。また2007年7月の日本語版リリース時には現実のビジネスと同じように仮想空間で仕事ができ、お金が稼げるという触れ込みもありましたから、単にネット上の「ゲームのようなモノ」という以上に興味を持たれたということはあったように思います。
とはいえそれから10年。すでにネット上でもユーザー以外には「Second Life」について取り上げることもなくなり、その存在自体を知らない人も多いのではないかと思います。
まずは「Second Life」がどのような世界なのか、そのあたりからお話ししていきましょう。