涼風家［SUZUKAZE-YA］／どこでもない、その場所

　結城です。
　普段お店のＢＧＭでアニソンを流したりしているものの、アニメ作品に対してブログで発信したことはありませんでしたが、これからは最新作の感想や過去のお気に入りの作品、オススメ作品などを紹介していこうと思います。
　お店でアニソンを聴きながらアニメのお話などできれば楽しいですね。

【2025年冬アニメ雑感】

・青空ユーティリティ　第１話～第４話
「スペシャルな特別」を探しているソシャゲばかりしている高校一年の女子高生が偶然ゴルフに出会いハマっていく。
　近年『BIRDIE WING』だったり『オーイ！とんぼ』だったり、女子ゴルフをテーマにした作品が何作かあったが、現在のところ必ずしもプロゴルファーを目指さない、女子高生の日常の中でのゴルフプレイを見せているところがいい。主人公にしてもプロで頂点を取れるかもというような素質を見いだされるわけでもなく、普通の女の子がゴルフを楽しむという感じもいい。今後の展開が楽しみだ。
　ちなみにゴルフはしないが主人公のクラスメイトがクールでいい。いまのところ一番のお気に入りキャラである。


・誰ソ彼ホテル　第１話～第４話
　現世とあの世の境界にある「黄昏ホテル」。ここには行き場を見失った魂がやって来る。
　自分の名前はおろかすべての記憶を失った魂が、その記憶を取り戻して現世に戻るかあの世に行くまで滞在する。
　訪れる客たちが記憶を取り戻してさまざまな過去を振り返っていくというのが主なストーリー。
　こう言ってはなんだがグルメ物などでも良く見られるパターンではある。
　３話で登場したクセのあるキャラクターが今後どのように動いてくるのか楽しみだ。


・花は咲く、修羅の如く　第１話～第４話
　島に住む主人公は幼いときにテレビで同世代の子役の少女が朗読する姿に感銘を受け自分も朗読を始め、高校に入学するまでに子供たちに絵本を読み聞かせする朗読会を開くまでになっていた。この春入学する高校の先輩である瑞希はたまたま島を訪れ、主人公の朗読する姿を見て自分が部長を務める放送部にスカウトする。
　ただ朗読が好きだという主人公に対して、中学時代から放送部で活録していた同じ新入部員の女子は冷たい態度で接したり、クセのある副顧問の教師もそれだけではダメだと指摘したり、主人公が今後どのように成長していくかに興味をそそられる。
　また３話、４話では部長、副部長の女子と主人公の百合味のあるカラミがあって、そういう方面が好きな人にもオススメ。
　これまでありそうでなかった放送部や朗読を扱っている点でも個人的には注目しているのだけれど、世間的には地味な作品なのかも。